こんちゃーっ、めなたこです。たぬき暗号に「ヒント:たぬき」って書いてなくても解けます。

だって明らかに「た」が多いんだもん。
たぬき暗号って、あるんですよ。「こたんにたたちは ヒント:たぬき」とかって暗号。
「た」を抜いたら元の言葉が浮かび上がるという仕掛けの暗号で、「た抜き」という意味の「たぬき」がヒントとして添えられるのがお約束です。
ただ、このたぬき暗号。1つ難点がありまして。

超簡単。
一度やり方を知ってしまうと、あまりおもしろくないんですよね。
もっとこう、なんか。「た」以外のものも、いろいろ入ってたら。ヒントが「たぬき」より難しかったら。
初見でなくても楽しめる、複雑でおもしろい暗号になるじゃないですか。

超たぬき暗号、作ったよ。
問題

あなたは高校2年生で、暗号研究部に属しています。部活が終わったあと、あなたは荷物を置きっぱなしにしてトイレに行きました。部活で使う部屋に戻ると、荷物の上に問題が置いてあります。部屋には誰もいません。
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- せんわるぱわい、こわんるにちはる÷2
- とほつぜんほですしが、せほんぱしいのほことしがすしきほですほ☆2
- わなたしはながこまっはてないたとき*2
- なくやみをくきくいてもらってく<1
- おいちだついくなやだぁっていおもいやっただんですいだ◇3
- そやまのひやからずっとまだやいすやきやです△2
- ちょくせんてつつんたんえたんかっんてたけどⅩ2
- わたなしどうぶなつだかなら、こどれがせいなーどいっぱつないでした◎4
- ごうめんとなふさい、でもほんとうきです□3
- つまらまいんでもいようまじいのよでじれんまらくようよくだまさい|5
文の最後のイラストはヒントです! 数字はイラストの表すものの文字数です。
たぬき暗号の要領で解いてくださいね。誰にも相談しちゃダメですよ(笑)
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何と書いてあるでしょう?

例えば、ヒントが「&3」だったら、「あ」「ん」「ど」の3文字を文章から消せばいいの。相当意地悪な読みも混ざってるけどね(「・2」→「ごま」 みたいな)。
解き方のコツ
解くのに使える方法、4つあります。
- 答えに関係なさそうな文字(たくさんある文字とか)を消す
- 逆に、答えに関係ありそうな文字(少ない文字とか)に印をつけて、残った文字を1種類消してみる
- 意味のある言葉ができそうな部分を見つけて、消さないように印をつける(もしくは邪魔な文字を消す)
- ヒントが何なのか考える

ヒントを考えるのは、正直あんまり意味ないよ! 1~3をいろいろ試してみよう(たくさんある文字が関係あったり、逆に少ない文字が関係なかったりすることもあるから気をつけて!)。
ヒント
それぞれのヒント(イラスト)が何なのかについて、ヒント出しますね。

ヒントにヒント出すっていう謎の構造。ヒントは意味ないって言ったけど、伏字のやつは何を消せばいいかの目安になるんじゃないかな。
- わ○
- ほ○
- は○
- ひらがなで読んで!
- ○い○
- ○ま
- iPhoneとかファイナルファンタジーとか
- ○○○つ
- ○う○
- ○ま○う○(「い」は○にないよ!)
ちなみに、なぜか7番が一番難しくなりました。
答え
- せんぱい、こんにちは(÷2→わる)
- とつぜんですが、せんぱいのことがすきです(☆2→ほし)
- わたしがこまっていたとき(*2→はな)
- なやみをきいてもらって(<1→く)
- おちつくなぁっておもったんです(◇3→だいや)
- そのひからずっとだいすきです(△2→やま)
- ちょくせつつたえたかったけど(Ⅹ2→てん)
- わたしうぶだから、これがせいいっぱいでした(◎4→どーなつ)
- ごめんなさい、でもほんきです(□3→とうふ)
- らいんでもいいのでれんらくください(|5→つまようじ)

まねして手紙書く人! 一番大事なことを最終問題にしちゃダメよ! 何の返事もないのが一番寂しいからね!
作り方・感想など
この問題、作るのすごく簡単で。
- 元の文をひらがなで書く
- ヒントを何にするか考える(元の文に含まれる文字が入ってないものにしよう!)
- 決めたヒントの文字を、元の文の適当な場所に入れて書く
- ヒントを絵で表し、文字数も書く(難しくしたければ、とうふ→□ のように簡単すぎる絵にする)
この4ステップでできます。難しい問題を作りたければ、
- 元の文を、同じ文字がたくさん入ったものにする(「同じ文字がたくさんある! ヒントだ! 消そう!」と思わせるため)
- ヒントの文字を少なめに入れる。1種類2つぐらいまで(「この文字少ないからヒントっぽくないな」と思わせるため。ヒントの言葉が短いとうまくいかない場合アリ)
- ヒントの文字と元からある文字で意味のある言葉を作る。そこにさらに別の文字をはさむのもそれっぽい(元の文が「にわ」でヒントが「はまべ」なら、「はにべわ」にして「『べ』を抜くと『はにわ』ができそう!」って思わせるとか)
という工夫をするといいと思います。

もちろん、上に書いたことの逆をやれば、簡単な問題になるよ。出す相手や場面に合わせて調節しよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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