こんちゃーっ、めなたこです。好きなサイトで、iPhoneのアラーム音に歌詞をつけるという内容の記事を読んでから、アラーム音に乗せて「ゴリラ 掃除機頼む」と歌ってしまいます(そういう歌詞が出てきたんですよ)。

一時期、アラームをかけることを「ゴリラに掃除機を頼む」「ゴリラ掃除機」「ゴリ掃」とかって言ってたよ!
なんか知らないですけど、小学生男子ってゴリラ好きですよね。
というわけで、今回はゴリラが出てくる暗号です。単純だけど、ひらめかないと難しいはず。ぜひチャレンジしてみてください。
問題

ごりらのこえがする
じいさんしろにちゅうもくだ
んしいちろえもがしろうもりも 退却!

わかりましたか?
ヒント
「ごりらの~ちゅうもくだ」までは、ある意味ヒントです。「んしいちろえもがしろうもりも」の部分を、退却=1文字戻してみてください。
答え
さんじにしこうえんしゅうごう(3時 西公園 集合)

答えも小学生男子っぽくしてみた。小学生男子じゃなくても普通に言うけど。
解き方
「ごりらのこえがする じいさんしろにちゅうもくだ」というヒントに従って、「んしいちろえもがしろうもりも」の文字を1つ前に戻すことで、「さんじにしこうえんしゅうごう」という文章が浮かび上がります。

どういうことか。
例えば、「んしいちろえもがしろうもりも」の最初の文字、「ん」を変換するとします。
「ごりらのこえがする じいさんしろにちゅうもくだ」という文章では、「ん」の前は「さ」ですね。つまり、「ごりらの~」を使って「ん」を1文字戻すと、「さ」になるんです。
同じように、ゴリラの文で、「し」の前は「ん」。「い」の前は「じ」です。
これを繰り返すことで、「さんじにしこうえんしゅうごう」という答えが浮かび上がってきます!

クイズの問題って、1文字ずらすみたいなギミックを、「退却」みたいにぼかしていいがちなイメージある。なんか言葉が書いてあったら、指示かもって思うといいよ!
作り方
- 暗号にしたい文をひらがなで書く
- その文に出てくるひらがなが、全部含まれてる文章を考える(これが「ごりらの~」の部分になります)
- 2で考えた文章を基に、暗号にしたい文の文字をずらす
この3ステップで、ゴリラ暗号(今名づけた)が作れますよ!
さらに、この暗号、アレンジする方法も豊富。
- ひらがなではなく、漢字のままで作ってしまう(簡単になる)
- 文字をずらす向きや文字数を変える(「3歩前進」と書いて、3文字先の文字を読ませるようにするなど。難易度はあまり変わらない)
- ヒントの文(「ごりらの~」)に、同じ文字を2つ以上使う(難しくなる)
など、いろいろカスタマイズできて楽しいです。

そもそも、「ごりらの~」の文章で、いろんな印象を与えられるもんね。ゴリラを出せば小学生男子っぽくなるし、合同を出せば数学っぽくなるし、午後の紅茶を出せば午後の紅茶の宣伝にもなる。文章が思いつかなかったら、適当に文字を並べて暗号の一部っぽくするのもあり。
個人的に興味深いのが、「ごりらの~」に同じ文字を2回以上使うこと。
(マニアックな感想をつらつら述べますので、クイズが解きたいだけだって人は別の記事に飛んでくださいね。)
例えば、「ごりらのこえがする じいさんしろにちゅうもくだ」ではなく、「ごりらのこえがする じいさんしろにちゅういしろ」がヒントだったとします。
すると、暗号文「んしいちろえもがしろうもりも」のうち、「い」を解くときの処理が変わってきます。「い」を1つ戻した文字が、「じ」ではなく、「う」の可能性が出てくるんです。同じように、「し」も、「ん」か「い」かわからなくなります。
そうなると、1文字戻すだけでは、「さ(んorい)(じorう)にしこうえ(んorい)しゅうごう」となってしまいますよね。
暗号を解読するためには、2択からそれぞれ正しい文字を選んで、意味の通る文章にしなくてはいけません。
文脈を読み取らなければ解けない暗号ということで、クイズとしてはかなりおもしろくなると思うんです。コンピューターでの解読も難しいでしょうし(ひと工夫すればできそうだけど。Web辞書使うとか)。

しかも、私のブログだと、そういう「解き方がわかった上でさらに試行錯誤が必要なクイズ」は「言葉遊びクイズ」に分類してるのよ。アレンジで分類が変わるのおもしろい。
「ごりらの~」で同じ文字が何度も使われるほど、また複数回使われる文字が多ければ多いほど、この暗号(言葉遊びクイズ?)はどんどん複雑になっていきます。
興味がある人は、突き詰めてみることをおすすめします!

頑張れば、2つ答えがある問題もできるかも?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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