こんちゃーっ、めなたこです。中学まで、英語のテストは大体95点とかでした(高校で挫折)。
nothingの意味を辞書で引くと、「何も…ない」とか、「全然…ない」とかって書いてありますよね。
でも、教科書の例文を見ると、「I have nothing to do.」って書いてある。
「私はするべき『何も…ない』を持っている。」ってこと?

意味わからん!
そう思ったあなたに、私が発見した、「nothing」の簡単な訳し方をお伝えします。その前に、「何も…ない」よりわかりやすい、「nothing」の意味から。
nothingの意味は。

「0このこと・もの」です。
「nothing」は、「0このこと」と訳せばだいたいうまくいく!
いったん、辞書の説明は置いといて。
「nothing=0このこと」を使って、さっきの文を訳してみましょう。
「I have nothing to do.」
→「I(私) have(持っている) nothing(0このこと) to do(するべき).」
→「私はするべき『0このこと』を持っている。」
どうですか? 「『何も…ない』を持っている」より、少しわかりやすくありませんか?

カタコトだけど、なんとなく「することがないんだな」ってわかるはず。
さらに言いかえて、もっとわかりやすくしましょう。
「私はするべき『0このこと』を持っている。」
→「私には0このするべきことがある。」
→「私にはするべきことがない。」
→「ヒマ。」
最後のは言いすぎですが(多分テストなら×になる)、わかりやすい日本語になりましたよね。
このように、「nothing」の意味がわからない! と思ったら、
- 「nothing」を、「0このこと」(あるいは「0このもの」)と訳してみる
- 出てきたカタコト日本語を、わかりやすく言いかえる
というステップを踏んでみてください!
なぜ「nothing」の意味が「何も…ない」になるのか
「nothing」の意味を「0このこと」ととらえると、うまく訳せることがわかりました。
じゃあ、なぜ辞書では、「nothing」の意味が「何も…ない」になっているんでしょう?
もう一度、例文とその訳(最終的なやつ)を見比べてみますね。
「I have nothing to do.」
→「I(私) have(持っている) nothing(0このこと) to do(するべき).」
→「私にはするべきことがない。」

「0このことを持っている」って意味の英語が、訳では「ことがない」に変わってるの、わかる?
つまり、「nothing」は、日本語訳すると最終的に「ない」に変わるんです。辞書では、「0このこと」をすっとばして、そっちの意味を載せてるんですね。
nothingは「日本語にはない言葉」だった⁈
実は、英語にはたくさん「日本語にはない言葉」があります。「nothing」もその1つ。
本来の意味に近い「0このこと」で訳すと、カタコトの日本語になってしまいます。
ちゃんとした日本語の中で、一番近いのが「何も…ない」だけど、そのまま当てはめたら意味不明になっちゃう(「私はするべき『何も…ない』を持っている。」みたいな)。
英語で「どう訳すのこれ⁈」ってのが出てきたら、「日本語にはない言葉だから、コツがいるんだなあ」「辞書でもぴったりの訳は書けないことがあるのかも」って思ってみてくださいね!

先生がよく「言いかえをしよう」って言うのは、そういうこと。「0このものがある」みたいな、英語にしかない言い方をするからねっていう意味なの。
まとめ:「nothing」は「0このこと」で訳してから日本語を整えよう!
nothingの意味、わかりましたか?
もう一回おさらい。
- nothingは「0このこと」「0このもの」として訳す
- カタコト日本語が出てくるので、わかりやすく言いかえるべし
- 辞書には言いかえ後の「何も…ない」が載っている
ということでした!
テストや英会話のとき、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!